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キワニスワンデー(関西北ディビジョン)開催

東京会場とネットで繋がれた会場風景

東京会場とネットで繋がれた会場風景

2010年4月17日、キワニス関西北ディビジョン主催のキワニスワンデーが神戸市の甲南大学大講義室で開かれ、神戸クラブ・京都クラブ・西宮クラブ・芦屋クラブの会員100名余りと、甲南大学の学生有志が集まり、「小児がん撲滅の祈りを込めたシンポジウム」が開かれ、楠木重範医師(NPO法人 チャイルド・ケモ・ハウス理事長)による「小児がん専門病院について」の講演と、馬戸史子さん(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)による「キワニスドール~病気のこども達の心に寄り添うこと~」の事例報告がありました。
 会場は、東京ディビジョン主催の「キワニスワンデー会場」とインターネットによる同時中継がなされ、両会場の湧き上がる熱気を味わうことができました。
 その後、全員でキワニスドール作りが行われ、約400体が完成し、シンポジウムの成功を祝ってティーパーティーが行われました。

キワニスドール
キワニスドール

“キワニス・ドール”は、白木綿の殻にポリ綿を詰めた人形で、身長約40cm、体重約50gと小さく、目も鼻も口もない形状をし、国際奉仕団体キワニスのラベルだけが付いています。この人形は、病院で入院中の子供たちに与えられ、子供たちが思い思いに目や鼻や口を描き、さらには着物を着せたりして、自分の分身として扱うようになっています。医師や看護士、薬剤師は、この人形を使って、病状や治療法を説明したり、時には注射や治療を施したりして子供たちに納得させ、恐怖心を取り除いたり、勇気を与えたり、励ましたりして、診察や治療をスムースに進めるのに役立たせています。京都キワニスクラブは、ここ数年にキワニスドール活動部門で数々のキワニス賞を得ています。



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