8月, 2008 | 時有人社
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あてやかにしなやかに

 今日は数字で示せば080808と末広がりが続く日なので、平安女学院大学の教員や職員、学生たちの有志が私の前途を祝して中京区のイタリアンレストラン「レガーロ」で歓送会を開いてくれました。
 余りにも嬉しかったので、秘蔵のワイン、「あてやかに」と「しなやかに」を3本ずつ持参しました。白が銀ラベルの「あてやかに」で、赤が金ラベルの「しなやかに」です。それぞれのラベルには薄く清水家の家紋があしらってあり、「あてやかに」には男紋の「丸に橘」、「しなやかに」には女紋の「浮線蝶」です。このワインは37年間お世話になった京都市を退職するにあたり、それまで何かとお世話になった人々に贈ったもので、家紋の由来を述べるとともに、「あてやかに、しなやかに」とは、「いつも気品高く、誇りを持って、たおやかでありつつも、強く生きよ」という亡くなった父からのメッセージだと説明すると、「とても、先生らしいです」と、感嘆してくれました。
 少し早い目に来て、白ワインを冷やしておくように頼んであったので、白ワインから開けると、寝かせた年数分だけ黄金色に熟成し、丹波ホック特有の高い香気が充満し、乾杯が盛り上がりました。学生の一人が、「先生が最後の講義でおっしゃった、『おくゆかしく、しおらしく、しなやかに、そして、したたかに』に感激したのが、忘れられません。」と、泣かせてくれます。赤の「しなやかに」も、みやびやかなワインレッドの光沢があり、口に広がる心地よい渋さと喉ごしの良さ、さらにはそこはかとない芯の強さが、店主ご自慢の料理を引き立たせてくれます。
 1年生、2年生は未成年なので「味わうことが出来ず残念だ!」と言うので、「卒業祝いをするときには、届けるよ。」と言うと、4年生、3年生が、「先生、必ず卒業祝い会をしてね。」と約束させられたものの、もうすでに残りは10組を切っており、「また、何かを機会に新たに調製しなければ」と、焦ることしきり。

「あてやかに」「しなやかに」
秘蔵ワイン「あてやかに、しなやかに」
秘蔵ワイン「あてやかに、しなやかに」

清水宏一が京都市役所を退職したのに合わせて調製されたワイン。丹波ワインの05年のホックとクラーレット樽原酒からの特別調製。各400本ずつを作り、市役所生活を通してお世話になった人々にお礼状とともに配った。題字揮毫は田丸青珠先生。

05年製 丹波ワイン 桐箱入り
05年製 丹波ワイン 桐箱入り

080808 清水家家紋