2010/4/1 学会誌「あすとろん」向けに「標準時の繰上げとその効果」を執筆しました。
標準時の繰上げとその効果
2010/4/1 学会誌「あすとろん」向けに「標準時の繰上げとその効果」を執筆しました。
標準時の繰上げとその効果
2010年3月25日(木)嵐電開業100周年記念式典が嵐電嵐山駅のホームで行われ、嵐電サミット座長として参列しました。
式典の席上、「嵐電開業100周年記念事業」の発表がありました。
開業100周年記念事業は、「買う」、「楽しむ」、「散策する」、「食べる」、「贈る」の5つの分野にメニュうーがギッシリ詰め込まれ、「買う」の分野では有名書作家の吉川寿一氏揮毫のTシャツや、嵐電開業100周年と連動した地元有名店でのセール、「楽しむ」の分野では10年後の自分へのメッセージ募集や、嵐電100年の歩みがわかるアーカイブ記録の募集、「散策する」の分野では、鎌倉の江ノ電と組んだスタンプラリー、「食べる」の分野では春のビヤガーデン、嵐山駅はんなり・ほっこりスクエアーでの即売会、「贈る」分野では右京図書館への嵐電文庫の開設、100歳の人々への記念品贈呈など、長期間にわたるメニューが企画されています。また、記念に発行される「記念乗車券」は、新しい嵐電のシンボルカラー電車をあしらい、先頭部分にはエンブレムの缶バッチが付けられたおしゃれな企画で、1枚500円。
2010年3月18日、東京品川で行われた京都大学学術情報メディアセンターが主催する「カルチュラル・コンピューティング」 ―日本文化ソフトのグローバルコミュニケーション創造力―シンポジウムに参加しました。
世界がインターネットでつながった今日、地域や民族に根ざしていた文化が「フラット化」される危機に際し、これまではコンピュータで定量化できなかった感情・意識・物語・民族性など文化に内在する諸要素をどのように処理していくかが「カルチュラル・コンピューティング」のテーマです。
特に日本文化に特有の「うつろひ」や「もののあはれ」、「わび,さび」などの本質を見極め、日本文化とアジア文化の関係.神仏習合を根底とした文化構造.和歌,俳諧や能などの日本語独特の特性.日本的意匠(紋,織,色,型)をとりあげ、その方策を模索するという大胆な試みが注目され、会場となった京都大学東京オフィス(東京都港区品川インターシティA棟27階)は溢れんばかりの人と熱気に包まれました。
プログラム
挨拶:美濃 導彦(京都大学教授)
基調講演:『文化とコンピュータ』長尾 (国立国会図書館長)
プレゼンテーション:「カルチュラルコンピューティング:文化・無意識・ソフトウェアの創造力」土佐 尚子(京都大学教授)
パネルディスカッション:「日本文化ソフトのグローバルコミュニケーション創造力」
<パネリスト>
徳岡邦夫(京都吉兆嵐山本店総料理長)、改田哲也(トヨタ自動車室長)、鎌田東二(京都大学教授)、中津良平(シンガポール国立大学教授)
<コメンテーター>
美濃導彦(京都大学教授)、黒橋禎夫(京都大学教授)、中村裕一(京都大学教授)
<司会>
土佐尚子(京都大学教授)